世界大百科事典(旧版)内の住宅構造の言及
【住宅】より
…住宅とは人間生活を入れる器と考えることができる。あらゆる建築は程度の差こそあれ人間の住に対する要求を実現するためにつくられたものであるが,住宅はその中でもっとも直接的,基本的な要求にこたえ,家族生活の拠点となるものを指すことが多い。原始時代には建築の種類は住宅だけであったが,生活が複雑になるにつれ,住宅からいろいろな機能が外に分化,集約化されるようになる。例えば,古代における倉庫,宗教建築に始まり,近代の学校,病院,娯楽施設,宿泊施設,商店,飲食店,工場,事務所などの発生がそれである。…
※「住宅構造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」