世界大百科事典(旧版)内の住民の全消費の言及
【国民経済計算】より
…しかし社会主義経済の内部においても,〈サービス経済〉の進行に伴って,生活水準の比較の必要からSNAでいう〈政府サービス〉および〈民間非営利サービス〉を含めた非物的サービスの生産にまで,生産活動の境界線を広げる試みもなされている。その典型は,1968年のMPSの改訂に伴って導入された〈住民の全消費total consumption of the population〉指標である。
[日本のSNA]
日本の国民経済計算のシステムは,第2次大戦の直後は圧倒的にアメリカのそれの影響のもとにあったが,1960年代の初めOEECの国民勘定に倣ったシステムが開発され,公式の〈国民所得勘定〉として使用された。…
※「住民の全消費」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」