世界大百科事典(旧版)内の佐久豆の言及
【洗粉】より
…古代中国では澡豆(そうず)とよび,大豆や赤小豆粉に胡粉,土瓜根(カラスウリの根),白檀(びやくだん),麝香(じやこう)など生薬を10~30種配合したものが使われていた。日本へも古くから伝わり澡豆を佐久豆(さくず)と訛ってよばれていた。小豆などの豆粉は発泡性の強いサポニンを多く含んでいるため,汚れをおとす力が強く単独にも使っていた。…
※「佐久豆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」