《体操書》(読み)たいそうしょ

世界大百科事典(旧版)内の《体操書》の言及

【スポーツ医学】より

…ヒッポクラテスは散歩,走行,乗馬,相撲,体操などを健康の保持や疾病の治療にきわめて重要なものとしている。このような考え方は西欧医学にも連綿としてうけつがれており,16世紀にメルクリアーレG.Mercurialeによって書かれた《体操書De Arte Gymnastica》には,医療体操の原則について,(1)運動は健康を保持すべきものであること,(2)運動は血液・体液の調和を乱さぬこと,(3)運動は身体各部に適切であること,(4)健康な人は規則正しく運動すること,(5)病気の人は病状を悪化させるおそれのある運動をさけること,(6)回復期の人には個々の状態に応じた運動を処方すること,(7)座りきりの生活をしている人は,第一に運動が必要なこと,などが記されている。この考え方は,現代にも大部分通用するものと思われる。…

※「《体操書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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