世界大百科事典(旧版)内の作曲コンクールの言及
【音楽コンクール】より
…第2次世界大戦後は増加の傾向にあり,近年も続々とコンクールが新設されている。 作曲コンクールの場合は,楽曲の規模や形式,長さなどを定めた規程に基づいて作曲し,作品の総譜を定められた期限内に事務局へ送り込むのがふつうであるが,最近は仕上がった作品をまず演奏して録音をとり,そのテープに総譜を添えて事務局に提出することが義務づけられているコンクールもある。 演奏コンクールの場合は,定められた課題曲を審査員の前で演奏することによって審査を受けるのが一般的であるが,近年では予選の段階で録音テープまたはビデオテープを通じて審査されるケースが出現してきた。…
※「作曲コンクール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」