作法役(読み)さほうやく

世界大百科事典(旧版)内の作法役の言及

【職衆】より

…また,職衆の中から立てる特定の役向きには次のような種類がある。声明各曲の先唱者を務める〈頭役〉,楽器類(鐘(しよう),磬(け)(い),(きん),(によう),鈸(はち),太鼓など)を扱う〈音具役〉,洒水(しやすい),祭文(さいもん),表白(ひようはく),呪願(しゆがん)などの特定の作法に従事する〈作法役〉,進列の先導および法具の配置・撤収などに気を配って法要をスムーズに進める〈進行役〉,導師などの要職に従う〈随伴役〉などで,法要の性格に応じて必要となる役を設ける。各役の実際の呼称は宗派によりさまざまであるが,法要の実施要項にあたる次第や差定(さじよう)に役名が記入公表される。…

※「作法役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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