侍所司(読み)さむらいしょし

世界大百科事典(旧版)内の侍所司の言及

【侍所】より

…また1129年(大治4)鳥羽天皇皇子の本仁親王家では侍始めの儀式を行い,別当と10名の衛門尉・兵衛尉級の〈侍〉が列している。79年(治承3)九条良通家には2名の侍所司(職事(しきじ))と17名の侍がおり,86年(文治2)九条兼実家では侍所別当3名,所司2名の名が知られる。このように后妃,親王,摂関級公家等の家に侍所と称する機構が設けられ,その機能は警衛を中心としたものと思われ,雑仕という下級職員もあった。…

※「侍所司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む