世界大百科事典(旧版)内の《価値・資本・地代について》の言及
【ウィクセル】より
…95年に経済学の学位を獲得するが,急進主義思想が災いして,ルンド大学に職を得ることができたのはようやく1900年になってからであった。初期の業績である《価値・資本・地代について》(1893)は,ベーム・バウェルクの資本理論とワルラスの一般均衡理論との統合を試みたもので,新古典派経済学の一つの集大成である。また学位論文(《財政理論研究》1896)で財政理論にも重要な貢献をなしたが,最も独創的な業績は《利子と物価》(1898)で展開された貨幣的不均衡理論である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」