侵害受容繊維(読み)しんがいじゅようせんい

世界大百科事典(旧版)内の侵害受容繊維の言及

【痛み】より

…極端な熱(45℃以上),寒冷(15℃以下),過度の機械的刺激,刺激性のある化学物質などである。炎症のときにみられる表面痛は,局所に産生されるブラジキニンbradykinin,セロトニンなどの発痛物質によるもので,これらの発痛物質による痛みに関与する末梢神経繊維は,ポリモダル侵害受容繊維とよばれるC繊維である。炎症があると,これらの発痛物質のほか,プロスタグランジンE2とプロスタグランジンI2も局所に産生される。…

※「侵害受容繊維」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む