俊源(読み)しゅんげん

世界大百科事典(旧版)内の俊源の言及

【円教寺】より

…この間,985年に霜月会十講が,988年に六月会三十講が始まり,性空忌日に三月会五時講が,引声念仏は1074年(承保1)8月に始まり,また1168年(仁安3)に始まった一切経会は後白河法皇の御願で平清盛が1000余巻を施入して始まったという。鎌倉時代には将軍家祈禱所となり,34世長吏俊源は,講堂,五重塔,食堂(じきどう)を建立または改造して大興隆期を迎えた。一遍が遊行のさい当寺に参詣した1287年(弘安10)は46世長吏朝豪の時代で第2の興隆期に当たる。…

※「俊源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android