保路運動(読み)ほろうんどう

大辞林 第三版の解説

ほろうんどう【保路運動】

1911年の清朝の鉄道国有化令に反対する民衆蜂起。鉄道国有化により列強から六〇〇万ポンドの借款を獲得しようとした清朝に対し、湖南・湖北・広東・四川などの民衆は保路同志会を結成して闘い、辛亥革命の糸口をつくった。

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世界大百科事典内の保路運動の言及

【対華借款】より

…ロシアの東清鉄道,日本の南満州鉄道および福建,イギリスの華中一帯,ドイツの山東半島,フランスの雲南などである。20世紀初頭に利権回収が図られ,民営鉄道が敷設されるが,1911年に盛宣懐が鉄道国有化を進めると,四川,湖南などを中心に保路運動が起こり,辛亥革命の導火線となった。その後,北京政府,南京政府は引き続き鉄道借款によって資金を外国に仰ぎ,それは形を変えた政治借款として増加の一途をたどった。…

※「保路運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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