《修羅道絵巻》(読み)しゅらどうえまき

世界大百科事典(旧版)内の《修羅道絵巻》の言及

【下村観山】より

…94年卒業と同時に同校助教授に任ぜられるが,98年岡倉天心が美術学校を辞して日本美術院を創立するに際し,橋本雅邦,横山大観らとともに母校を退き,美術院正員となる。以来,日本美術院が日本絵画協会と連合して開催した共進会に,洋風の陰影法と色彩感覚をとりいれた《闍維(じやい)》,大和絵研究に基づく《修羅道絵巻》,色彩によって空間を処理してゆく没線描法ともいうべき,いわゆる朦朧(もうろう)体の《大原の露》など,近代日本画の方向を暗示する作品を発表した。1903年ふたたび東京美術学校教授となり,文部省留学生として渡欧する。…

※「《修羅道絵巻》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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