《俳諧歳時記栞草》(読み)はいかいさいじきしおりぐさ

世界大百科事典(旧版)内の《俳諧歳時記栞草》の言及

【季語】より

…連歌の一体として発生しながらも,江戸時代に独自の展開をした俳諧では,季語がいちじるしく増大する。1641年刊の《誹諧初学抄》では約600語だった季語が,幕末の《俳諧歳時記栞草》(1851)では3000を軽く超えている。和歌,連歌の季語は,貴族の自然観や人生観に根ざしていたが,俳諧においては,〈売初(うりぞめ)〉〈麦蒔(むぎまく)〉(《誹諧初学抄》)のように町人,農民などのことばが数多く季語化されたのである。…

※「《俳諧歳時記栞草》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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