俵石(読み)たわらいし

世界大百科事典(旧版)内の俵石の言及

【俵】より

…俵のなかでも,米俵が発達し,近世には収穫1石に対する年貢によって俵の大きさが定まっており,4斗入りや4斗5升入りの俵が多く用いられた。また,この米俵をかつぐことが一人前の基準ともなり,力石のなかには俵石と称するものもある。米俵は長い間,富の象徴とされ,小正月には予祝のために米俵を模した飾物が作られたほか,子供たちや福俵とよばれる芸人が各戸を訪れて富や幸福が舞い込むようにめでたい歌をうたいながら小型の俵をころがし祝福してまわった。…

※「俵石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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