世界大百科事典(旧版)内の個別財産税の言及
【財産税】より
…日本で第2次大戦後に課された財産税,戦時補償特別税,非戦災者特別税等は,この臨時財産税の例である。 財産税の別の分類法として,一般財産税と個別財産税の区別がなされる。一般財産税というのは,富裕税のように,納税者の所有する財産の総額から負債の総額を差し引いた財産純価値額を課税標準として課する人税であるが,個別財産税というのは,現行の固定資産税やかつての地租や家屋税のように,個別の財産を課税対象とし,負債を差し引くことなく個別財産の総価値を課税標準として課される税である。…
※「個別財産税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」