世界大百科事典(旧版)内の候気の法の言及
【気】より
…このように大地は,気というエネルギーに充たされた,一個の巨大な生命体と考えられていたのである。古くから行われた〈候気の法〉というのがある。12本の律管(音階の基準になる12本の長さの異なるパイプ)を土中に埋め,その上に灰をかぶせておくと,地気の活動に応じて特定の律管の灰が飛び,それによって季節の移り変りが観測できる(《夢渓筆談》巻七)。…
※「候気の法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」