倭洋一体(読み)わよういったい

世界大百科事典(旧版)内の倭洋一体の言及

【衛正斥邪】より

…その論理は,欧米は貨色に溺れ人倫を欠いた禽獣の地であるので,世界で唯一の汚れなき地である朝鮮を守るためには欧米を撃退しなければならない,というものであった。その結果,明治維新の後,欧米の先進文化の受容に努める日本も洋夷と同一(倭洋一体)とみなした。19世紀後半の大院君の鎖国攘夷政策はこの思想に支えられて行われた。…

※「倭洋一体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」