世界大百科事典(旧版)内の《倮儸訳語》の言及
【イ文字(彝文字)】より
…明代のものが多く,《鐫字崖(せんじがい)》(1533),《千歳衢碑記(せんさいくひき)》(1546)などの碑文のほか,《西南彝志》(24巻)や多数の経典(文学)がある。象形字形の表意文字から表音文字に転じた文字で,《倮儸(ロロ)訳語》という資料から,清朝初期には東川府(雲南の北部)ではなお表意文字として1字を2音節で読んでいたことがわかる。1975年に古い字形を整理統一した規範イ文が試行され,80年に正式公布された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」