世界大百科事典(旧版)内の偏光の干渉の言及
【干渉】より
…振幅分割による干渉は,半透明鏡などを用い波面の同一のところの振幅を二つに分け,異なる光路を通したあと重ね合わせるもので,マイケルソンの干渉実験がこれに属する。振動面分割による干渉は,偏光の干渉と呼ばれるもので,平面偏光を結晶板に入れると結晶内で互いに直交した振動成分の異なる2成分に分かれ,それらを異なる光路を通したあとで検光子を介して重ね合わせる干渉方法である。また,干渉する光波の数によって,2光束干渉と多光束干渉に分けられる。…
※「偏光の干渉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」