世界大百科事典(旧版)内の偶発故障期間の言及
【故障】より
…この曲線は,三つの時期,すなわち死亡率が減少する幼児死亡期,ほぼ一定の成人期,老化で上昇する老人期の三つからなっている。信頼性の対象となる製品やシステムの故障率が人間の死亡率と同じになるべき理由はないが,同じような傾向を示すと想定してこの三つの時期をそれぞれ初期故障期間,偶発故障期間,摩耗故障期間と呼んでいる。初期故障期は潜在していた設計や製造の欠陥や使用環境との不適合部分などが,使い初めの時期に故障となって表れる時期である。…
※「偶発故障期間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」