債務返済労働(読み)さいむへんさいろうどう

世界大百科事典(旧版)内の債務返済労働の言及

【オトラボトカ】より

…農奴解放後のロシア中央部に広く普及した地主直営農場での農民の低報酬労働。〈雇役〉という訳語は不適当で〈債務返済労働〉が実体に近い。農民は土地不足,経済的困窮,重税負担などのため,地主から借地や金銭・穀物の前借りをしたとき,その高い借地料や高い利子つき返済金を支払うために,しばしばこのオトラボトカを行ったのである。…

※「債務返済労働」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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