《光についての論考》(読み)ひかりについてのろん

世界大百科事典(旧版)内の《光についての論考》の言及

【ホイヘンス】より

…彼はR.フックやI.G.パルディースらとは異なって発光体の微粒子を考えながらも,彼らと同様光の波動説を主張し,光の伝搬に関するホイヘンスの原理を確立して,これに基づいて光の反射,屈折,複屈折などの現象に説明を与えた。これらの成果は《光についての論考》(1690)にまとめられているが,この間には光学研究をもとに改良された望遠鏡を用いることで,土星の衛星(チタン)を発見している(1655)。 ホイヘンスの研究は高度な内容をもっていたが,同時代のニュートンによる体系的な理論がより広く受け入れられたことにより,その後の科学者への影響力は弱かった。…

※「《光についての論考》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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