世界大百科事典(旧版)内の光マイクロホンの言及
【マイクロホン】より
… このほかに,音波による力を振動板を介して炭素粉に加え,炭素粉の接触抵抗の変化を電気信号として取り出すカーボンマイクロホンなどがある。また,比較的新しいものには,レーザー光を振動板に照射し,反射した光と照射した光の干渉の程度を測定することによって振動板の動きに対応した電気信号を得る光マイクロホン(あるいはレーザーマイクロホン)が試作されている。この方法は,振動板には音波による力以外に電気的,機械的な力がほとんど加わらない点が大きな特徴で,高感度化,広帯域化など,より以上の特性改善の可能性をもつものである。…
※「光マイクロホン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」