光化門(読み)こうかもん

世界大百科事典(旧版)内の光化門の言及

【ソウル】より

…李朝時代に李王家や両班(ヤンバン)貴族のみが享受した秘苑(昌徳宮の背後に広がる李朝初期以来の庭園)や隣接する昌慶苑(もと昌慶宮)は公園として市民に開放され,景福宮には国立中央博物館,徳寿宮には国立現代美術館が設置されるなど,文化施設として活用されている。また,植民地時代に柳宗悦が保存を訴えた光化門と景福宮の間にあった旧総督府庁舎が取り壊され,両者が一体としての景観を取り戻し,また後者の大規模な復原が進められている。かつての朝鮮神宮は解放直後にとりこわされ,現在はその一帯が南山公園となり,安重根義士記念館などが建てられている。…

※「光化門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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