光増感重合(読み)ひかりぞうかんじゅうごう

世界大百科事典(旧版)内の光増感重合の言及

【光重合】より

…同じ種類の小さい分子が互いに多数結合して巨大な分子,すなわち高分子を生成する重合反応を,光の照射によって行わせること。原料の小さい分子,すなわちモノマー(単量体)が光のエネルギーを吸収して励起されて反応性の高い化学種であるラジカル(遊離基)やイオンとなり,これが重合反応を開始する場合と,モノマー以外のなんらかの化合物が光によって励起されて反応性の高い化学種を生じて重合反応をひき起こす場合があり,後者は光増感重合と呼ばれる。また光によって互いに付加しやすい不飽和基を2個もつ化合物から高分子が生成する反応もある。…

※「光増感重合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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