光悦様(読み)こうえつよう

世界大百科事典(旧版)内の光悦様の言及

【本阿弥光悦】より

…代表作には〈不二山〉〈時雨〉〈雨雲〉〈喰違〉〈七里〉〈加賀〉〈毘沙門堂〉〈乙御前〉〈紙屋〉〈雪峰〉などがあげられるが,しいて分類をすれば腰を張らせた半筒形と,腰の丸い作品とに分けられる。【赤沼 多佳】 書道ははじめ青蓮院尊朝流,近衛流などの影響をうけながら,上代様に直接学んで,ついに肥瘦の変化に富む纏綿(てんめん)華麗な独自の書風〈光悦様〉を創始し,近衛信尹(のぶただ),松花堂昭乗とともに寛永の三筆と呼ばれて名高い。金銀泥の下絵を施した料紙に調和した装飾美溢れる作品があり,おもなものに,〈木版下絵和歌巻〉〈四季草花和歌巻〉〈立正安国論〉などがあげられる。…

※「光悦様」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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