入寺疏(読み)にゅうじしょ

世界大百科事典(旧版)内の入寺疏の言及

【五山文学】より

…特に禅林の四六文では,〈機縁の語〉というものがあり,表裏二つの意味をもっており,この機縁の語を遶(めぐ)って全文が表・裏両様の意味をもつ,いわば重義的文章をなすのである。この四六文は頂相(ちんそう)の讃や拈香(ねんこう),上堂などの法語に多く用いられるが,最も多く用いられるのは入寺疏(しよ)をはじめとする疏,榜の類においてである。入寺疏とは,禅僧が官寺(五山,十刹,諸山)に入寺するに際し,周囲の人がこれを賀し,あるいは駕を促すために製せられる文で,山門疏,諸山疏,江湖(ごうこ)疏,同門疏などの種類がある。…

※「入寺疏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む