全体的社会事実(読み)ぜんたいてきしゃかいじじつ

世界大百科事典(旧版)内の全体的社会事実の言及

【モース】より

…とりわけ《贈与論Essai sur le don》(1925。《社会学と人類学》(1968)所収)はポトラッチクラなどの交換体系の分析を通じて,宗教,法,道徳,経済の諸領域に還元できない〈全体的社会事実faits sociaux totaux〉の構想を打ち出したもので,レビ・ストロースの構造人類学に大きな影響を与えた。またフランス社会史,オランダ構造主義,イギリス社会人類学への理論的貢献を忘れることはできない。…

※「全体的社会事実」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む