全労総同盟合同運動(読み)ぜんろうそうどうめいごうどううんどう

世界大百科事典(旧版)内の全労総同盟合同運動の言及

【全評】より

全協が事実上消滅したあと,〈階級的労働組合の全線統一〉をめざし,合法左翼系労働組合の全国組織として,反ファッショ戦線の統一や労働争議の指導に活発な活動を展開した。35年大阪港南地方労働者より起こった全労総同盟合同運動(1936年1月全労と総同盟は合同して全日本労働総同盟=全総を結成)に際し,全合同(全組合の統一)を企図したが成功せず,全労・総同盟のみの単独合同に終わった。36年2月総選挙で加藤委員長を衆議院に送り(全国最高点当選),5月の労農無産協議会(1937年日本無産党に発展)結成ではその中心となった。…

※「全労総同盟合同運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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