世界大百科事典(旧版)内の全国アメリカ・インディアン会議の言及
【アメリカ・インディアン】より
…さらに戦後の保守的風潮のなかで,53年にはインディアンの固有の権利を奪い保留地の解体をねらう連邦管理終結政策が打ち出され,メノミニー族などに適用された。これに反対するため61年,全国アメリカ・インディアン会議が開かれ,これを出発点として60年代以降インディアン自身による固有の諸権利の回復と民族自決の運動が展開された。69‐71年のアルカトラズ島占領や,73年のウーンデッド・ニー占拠事件は世界の耳目を聳動(しようどう)した。…
※「全国アメリカ・インディアン会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」