世界大百科事典(旧版)内の全国新幹線鉄道整備法の言及
【上越新幹線】より
…上越新幹線は,東海道新幹線,山陽新幹線がそれぞれ在来線の輸送力増強策として建設されたのと異なり,全国的新幹線網の整備を図り,もって国民経済の発展と国民生活領域の拡大に資することを目的として建設された。この目的達成のために,1970年5月,全国新幹線鉄道整備法が制定され,同法に基づき運輸大臣が基本計画を定め,建設の指示を行った。同基本計画では,起点が東京都,終点が新潟市と定められており,工事は鉄道建設公団が施行,71年12月に開始された。…
【新幹線】より
…このような考えの下に国鉄は1967年全国新幹線と通勤新幹線の構想を発表したが,69年には経済企画庁で国土開発の根幹として新幹線網の整備を盛り込んだ新全国総合開発計画がまとめられ,閣議決定された。70年には〈全国新幹線鉄道整備法〉が成立し,現在,新幹線の建設はこの法律に基づいて行われている。同法では新幹線の定義を〈その主たる区間を列車が200km/h以上の高速度で走行できる幹線鉄道〉としている。…
※「全国新幹線鉄道整備法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」