全国購買販売組合連合会(読み)ぜんこくこうばいはんばいくみあいれんごうかい

世界大百科事典(旧版)内の全国購買販売組合連合会の言及

【全販連】より

…全販連は1929年に設立された東部日本,西部日本連合農業倉庫協会を基礎として成立したもので,(1)府県産業組合連合会の販売する穀物を加工し,または加工せずして販売すること,(2)政府払下米を買い入れ,所属連合会に売却すること,(3)市況に対する通報をなすこと,の三つが事業内容であった。その後,戦時下には米穀供出機関となり,政府の農業統制の一翼を担い,1940年末全国購買組合連合会,大日本柑橘販売組合連合会と合同し,全国購買販売組合連合会となり,農業団体法制定に伴い,43年9月全国農業経済会に継承された。 第2次大戦後,農業協同組合法(1947)の制定に基づいて全国販売農業協同組合連合会(略称,全販連)が,全国の農家が生産する農村畜産物を組織的に適正販売する目的で全国的中央機関として設立された(1948年10月)。…

※「全国購買販売組合連合会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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