世界大百科事典（旧版）内の全国都市対抗野球大会の言及
【社会人野球】より
…1916年(大正5)あたりになると，第1次世界大戦にともなう景気の好転によって，企業側が先導する実業団チームが続々と誕生し，20年には，朝日新聞社主催による第1回全国実業団野球大会が大阪鳴尾球場で開催された。この実業団野球をベースにして，27年(昭和2)から全国都市対抗野球大会が開始されるようになるのである。 都市対抗大会は，今日においても硬式野球を代表する大会であると同時に，都市対抗野球連盟(1935年設立)が日本社会人野球協会(1949年設立)へと成長し，さらに日本野球連盟(1984年設立)に発展したことを考えれば，社会人野球史のなかでも特筆されるべき大会である。…
【橋戸頑鉄】より
…翌年卒業後，一時期アメリカで過ごすが，11年に帰国，《万朝報》《大阪朝日》《東京日日》などで野球評論に健筆をふるった。のち日本運動協会を組織し，日本最初の職業野球団の先鞭をつけ，27年には全国都市対抗野球大会の開催に尽力した。その功を記念し，最高殊勲選手賞として〈橋戸賞〉が設けられている。…
※「全国都市対抗野球大会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」
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