全欧安保会議最終文書(読み)ぜんおうあんぽかいぎさいしゅうぶんしょ

世界大百科事典(旧版)内の全欧安保会議最終文書の言及

【現状維持】より

…現状維持とは,歴史のある特定の時点に存在する状態を維持することをいう。国際法や外交史において厳密に定義されることなしにしばしば使用されてきた概念であり,そのため内容は多岐にわたる。
[多岐にわたる概念]
 〈現状status quo〉という概念は,かつては戦争のもつ法的効力とむすびつけて論じられてきた。その場合論点は,占領軍の撤退後,領土の主権が開戦前の状態status quo ante bellumに復帰されるべきか,それとも戦争が終了した時点での状態を,国際法上の当面の拘束力のあるものとみなすべきかにあった。…

※「全欧安保会議最終文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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