八道説(読み)はちどうせつ

関連語 対称性

世界大百科事典(旧版)内の八道説の言及

【SU(3)対称性】より

…池田,小川,大貫の理論では坂田にならって基本粒子をP,N,Λの三つとし,理論はこの三つの粒子の波動関数の任意のユニタリな一次変換に関して不変になっているとするもので,これは正確には三次元ユニタリ群(U(3)群)の変換に対して対称な理論であった(U(3)対称性)。これに対してゲル・マンの理論ではP,N,Λおよび同じくスピン1/2のシグマ粒子(+,-,0),グザイ粒子(Ξ0,Ξ-)の八つが三次元特殊ユニタリ群(SU(3)群)の八次元表現になっているとした(八道説eightfold way)点で多少相違する。SU(3)対称性の破れ方の規則性からゲル・マン=大久保の質量公式が導かれたが,この式はSU(3)の十次元表現に属するスピン3/2の粒子で,当時は未発見であったオメガ粒子(Ω-)の質量を予見し,1964年に予見どおりの質量のところにこの粒子が発見されたことによってSU(3)対称性の理論の正しさが証明された。…

※「八道説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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