世界大百科事典(旧版)内の公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法の言及
【公害健康被害補償法】より
…正称は〈公害健康被害の補償等に関する法律〉。
[沿革]
大気汚染の激しい地域の呼吸器疾病患者への医療費の補助などの救済は,自治体により行われていたが,公害対策基本法(1967公布)21条をうけて,1969年,本法の前身である〈公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法〉(以下旧法という)が制定された。これは,患者への医療費,医療手当等の支給を定めたもので,費用の半分を公費,半分を産業界の任意の寄付によってまかなうものであった。…
※「公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」