世界大百科事典(旧版)内の公社造林の言及
【分収制林業】より
…とくに県行造林は公有林野に対する造林政策の一環として明治30年代の後半から広く行われた。森林開発公団による造林(公団造林)や各府県の造林公社,林業公社による造林(公社造林)など,最近では水源林地域の森林造成が分収制によって推進されているのが特徴である。水源林地域は奥地山村地帯にあり,人口が過疎状態で造林投資する者も少ないため,森林開発公団や造林公社が植主となって,市町村有林や個人有林に植林し,水源林の造成が図られている(〈水源涵養林〉の項参照)。…
※「公社造林」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」