世界大百科事典(旧版)内の公設消火栓の言及
【消火栓】より
…消防水利としては自然水利(川や池)と人工水利(消火栓や防火水槽)があるが,消防水利が整備されないまま家屋が密集したかつての市街地では,出火はしばしば大火となった。公設消火栓は,水道配水管の埋設されている公道上の,消防活動に便利な地点に,建物の密集度や気象条件などに応じ100~200m間隔に設けられる。消火に必要な水量は火災の規模により異なるが,消火栓1口当り毎分1m3は最小限必要である。…
※「公設消火栓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」