六ヵ月届(読み)ろっかげつとどけ

世界大百科事典(旧版)内の六ヵ月届の言及

【吟味筋】より

…判決が申し渡されると,死刑,遠島の場合を除き,一同より判決の順守を約する落着請証文を出させて裁判を終わった。〈六ヵ月届〉と称して吟味開始より6ヵ月以上解決しない事件は7ヵ月目に掛奉行より老中に届け,これは将軍の上聞に達した。吟味促進を目的とした制度であり,そのため牢屋等に長く拘置されることはまれで,一般に吟味の進行は速かった。…

※「六ヵ月届」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む