六二連(読み)ろくにれん

世界大百科事典(旧版)内の六二連の言及

【連中】より

…江戸でも盛んで,中村芝翫の〈イ菱連〉,4世坂東三津五郎の〈勝見連〉,渋江抽斎(ちゆうさい)らを中心とする〈周茂叔連(しゆうもしゆくれん)〉,通称〈眼鏡連〉などがあった。明治になってからも連中の形式は続き,〈六二連(ろくにれん)〉〈水魚連(すいぎよれん)〉など,識者による連中が権威と勢力を持っていたが,しだいに連中の数も増え,連中相互の競争も激しくなり,弊害も現れるようになった。現在は,後援会という形の組織を役者がもつようになった。…

※「六二連」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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