《六条縁起》(読み)ろくじょうえんぎ

世界大百科事典(旧版)内の《六条縁起》の言及

【一遍上人絵伝】より

…その第1伝本は伝わらないが,金蓮寺本(1307作,ただし現存するのは転写本),真光寺本(1323作),金台寺本,清浄光寺本(1911焼失)などがあり,これらは《遊行上人縁起絵》とも呼ばれている。【田口 栄一】 《一遍聖絵》は京都の六条歓喜光寺に伝わったので《六条縁起》ともいう。生国伊予での生いたちから,九州や伊予での修行,さらに四天王寺・高野山・熊野をへて,南は大隅,北は奥州江刺までの全国各地を遊行する様子をたどり,摂津兵庫での死によって結ばれる。…

※「《六条縁起》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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