六角魚市(読み)ろっかくうおいち

世界大百科事典(旧版)内の六角魚市の言及

【魚市】より

…最初は鮮魚を主としたが時代がくだるにしたがって,塩や腐敗のおそれの少ない塩合物の類を専門に取り扱うようになった。市場は専門的卸売商人である問丸によって運営され,その品物は洛中の六角魚市や塩屋,また西岡付近の塩座に卸された。六角町の魚市では1333年(元弘3)ころ供御人(くごにん)10余人が魚商を営んでおり(《内蔵寮領目録》),1467‐80年(応仁1‐文明12)ころには上京今町にも鮮魚市場が営まれていた。…

※「六角魚市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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