六道参り(読み)ロクドウマイリ

デジタル大辞泉 「六道参り」の意味・読み・例文・類語

ろくどう‐まいり〔ロクダウまゐり〕【六道参り】

8月8~10日(もと陰暦7月9~10日)に、京都市東山区にある六道珍皇寺ろくどうちんのうじに参詣すること。参詣者は、迎え鐘と称する鐘をついて精霊を迎える。

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関連語 ウジ

世界大百科事典(旧版)内の六道参りの言及

【珍皇寺】より

…参詣人は境内で迎え鐘を突き,本堂で経木に戒名を書いてもらって水回向(えこう)をし,門前で買い求めた高野槙(こうやまき)に精霊を宿らしてわが家に持ちかえる。これを〈六道参り〉という。当寺の迎え鐘の音は冥府はもとより唐国までとどくと,《古事談》に語られるほど有名であり,また境内には昼は朝廷に,夜は閻魔(えんま)庁につとめたという平安初期の有名な官人歌人小野篁をまつる〈篁堂〉もあって,亡者の鎮魂の信仰伝承に富む寺である。…

※「六道参り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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