共同井戸(読み)きょうどういど

世界大百科事典(旧版)内の共同井戸の言及

【井戸端会議】より

…転じて,とりとめのない長談義をいう。明治半ばごろの日本の都市生活において,共同井戸で炊事や洗濯をしながら主婦たちがおしゃべりにふけるさまを,官庁や会社などでようやく定着しはじめた会議という討議決定方式になぞらえてつけた言葉が愛用されたものである。共同井戸は,木造平屋建ての長屋とともに,初期の日本の都市の密集住宅地域につきものの設備であった。…

※「共同井戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む