共圧陣痛(読み)きょうあつじんつう

世界大百科事典(旧版)内の共圧陣痛の言及

【陣痛】より

…しかし妊娠中にも不規則で弱い子宮収縮が起こるので,これを分娩時の分娩陣痛に対して妊娠陣痛pregnant painsまたは偽陣痛false painsといい,分娩終了後の陣痛を後陣痛after painsという。分娩陣痛labor painsは分娩の進行とともにしだいに強くなる規則正しい子宮収縮によって起こるもので,はじめは1時間に6回くらいの頻度(周期10分)で収縮の持続時間(発作)は20~30秒くらいであるが,胎児娩出に近づくにつれて,周期は2~3分,発作は60~120秒くらいとなり,しかも収縮力が強まると同時に,いきみ(腹圧)が自然に加わるようになると,これを共圧陣痛という。微弱陣痛では子宮収縮剤を投与しないと分娩が長引いて胎児が弱る。…

※「共圧陣痛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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