《兵士として生まれたるにあらず》(読み)へいしとしてうまれたるにあらず

世界大百科事典(旧版)内の《兵士として生まれたるにあらず》の言及

【シーモノフ】より

…スターリン批判後《新世界》誌編集長として最も熱心に雪どけを支持したが,党の批判を受けるや雪どけ派攻撃に転ずる変り身の早さを示した。戯曲《第四の男》(1960),長編《生者と死者》(1959),《兵士として生まれたるにあらず》(1964)では第2次大戦初期のスターリンの誤り,そこから生ずる悲劇を赤裸々に描き,内外に異常な反響をよんだが,ここにも時流に敏感な感覚がよみとれる。【原 卓也】。…

※「《兵士として生まれたるにあらず》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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