世界大百科事典(旧版)内の《其粉色陶器交易》の言及
【散切物】より
…こうした新風俗の人物が登場する歌舞伎作品を〈散切物〉といった。その最初の作は中村正直訳《西国立志編》中の挿話を佐橋富三郎が脚色した《鞋補童教学(くつなおしわらべのおしえ)》と《其粉色陶器交易(そのいろどりとうきのこうえき)》で,72年11月京都で初演された。東京では翌年11月守田座初演の河竹黙阿弥作《東京日(にちにち)新聞》が最初である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」