内痔核性脱肛(読み)ないじかくせいだっこう

世界大百科事典(旧版)内の内痔核性脱肛の言及

【脱肛】より

…肛門脱ともいい,内痔核性と真性の2種類がある。前者は俗によくいわれる脱肛であって,第3度の内痔核が長年月の間に持続的に脱出したままになってしまい,内痔核の脱出とともに健康な部分の粘膜までが肛門外に脱出,露出している状態をいう。一方,真性脱肛は直腸粘膜脱あるいは直腸脱に属するもので,肛門括約筋の弛緩や骨盤底部の支持組織の弱化が基礎となって発生するものと考えられている。真性脱肛は少ない。直腸粘膜だけの一時的脱出は正常の小児でもしばしばみられ,この排便後に自然に戻る一時的な肛門粘膜面の露出は生理的なもので脱肛ではない。…

※「内痔核性脱肛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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