内言語障害(読み)ないげんごしょうがい

世界大百科事典(旧版)内の内言語障害の言及

【錯語】より

…保続perseveration(一度発した言葉や動作を,その後の質問や命令に際し,内容に関係なく繰り返す現象)とともに,感覚失語や伝導失語にみられる。これらの失語症では,表現しようとする言葉のイメージ(言語心像)を的確に頭のなかに思い浮かべる機能が障害されているために(内言語障害),間違った言葉が浮かんでしまう。しかも,通常は頭に浮かんだ言葉をその音響像で正誤の照合をするのだが,この機能も損なわれているので,誤った言葉が口からでても,その誤りに気づかない。…

※「内言語障害」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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