内記日記(読み)ないきにっき

世界大百科事典(旧版)内の内記日記の言及

【殿上日記】より

…当番を組んで執筆したので番記ともいう。養老職員令や《延喜式》には,内記が〈御所記録〉のことをつかさどると規定しているが,いまわずかに遺文の伝存する内記日記は,この規定に由来するものであろう。しかし平安時代に入って蔵人が設置されるに及び,蔵人の記録する殿上日記がしだいに内記日記にとって代わるようになった。…

※「内記日記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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